大正十年(たいせいじゅうねん) 天守(てんしゅ)の丘(おか)
制服(せいふく)の海(うみ)が 息(いき)を止(と)めた
鉄(てつ)と石(いし)の 門(もん)を超(こ)えて
女神(めがみ)が今(いま) 空(そら)を裂(さ)いた
旭日(きょくじつ)より 高(たか)く燃(も)える
水手服(せいふく)の裾(すそ) 風(かぜ)を抱(いだ)き
その右手(みぎて)に 吼(ほ)える松明(たいまつ)
その瞳(ひとみ)に 明日(あした)の色(いろ)
掲(かか)げよ 掲(かか)げよ 自由(じゆう)の火(ひ)を
天守(てんしゅ)よりも 高(たか)く掲(かか)げよ
われらが手(て)で 生(う)みし女神(めがみ)
旗(はた)より高(たか)く 光(ひかり)放(はな)て
帝高連(ていこうれん)の 名(な)の下(くだ)に
未来(みらい)は今(いま) ここに生(う)まれ
かつて天守(てんしゅ)は 絶対(ぜったい)の壁(かべ)
旭日(きょくじつ)は 揺(ゆ)るがぬ空(そら)
されど制服(せいふく)の か細(ぼそ)き手(て)が
歴史(れきし)の背丈(せたけ) 超(こ)えた瞬間(しゅんかん)
掲(かか)げよ 掲(かか)げよ 自由(じゆう)の火(ひ)を
天守(てんしゅ)よりも 高(たか)く掲(かか)げよ
石(いし)の権威(けんい) 布(ぬの)の権威(けんい)
すべてを超(こ)えて 光(ひかり)放(はな)て
帝高連(ていこうれん)の 名(な)の下(くだ)に
未来(みらい)は今(いま) ここに生(う)まれ
嗚呼(ああ) 藝術(げいじゅつ)の魂徒(とて)よ 誇(ほこ)れ
君(きみ)たちの素手(すで)が 時代(じだい)の背丈(せたけ)を 超(こ)えたのだ
大正(たいせい)の空(そら)よ 証(あか)せよ
旭日(きょくじつ)より 高(たか)き火(ひ)を
若(わか)き腕(うで)が 建(た)てしもの
それは新(あたら)しき 夜明(よあ)けの塔(とう)
掲(かか)げよ 掲(かか)げよ 自由(じゆう)の火(ひ)を
天守(てんしゅ)よりも 高(たか)く掲(かか)げよ
帝高連(ていこうれん)の 名(な)の下(くだ)に
未来(みらい)は今(いま) ここに生(う)まれ
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